本製品は国内で生産する初めての取り組みとなり、設備の導入、人員の確保、QC工程表に基づいた生産を構築する事が、発売開始までに大きく時間を費やしました。
また発売当初は、扱うリール基板が長尺なため積み重ね公差が発生し、実装過程で半田とLEDの実装位置がズレてしまうなど生産が安定せず、機械を止める事もしばしばありました。
対策として、リール基板自体を質の高い国内メーカーに切替えたことで積み重ね公差が軽減し、安定した生産が可能になりました。
また短納期で対応するためには、全色温度の実装基板を在庫することが必要でしたが、発売当初の頃は間接照明分野での知名度の低さなどから、製品が安定的に売れず全ての在庫を持つのが厳しい状況でした。
現在では、お客様への認知が付き実績もあることから、商品が日々安定的に流れることで在庫を持つことができるようになり、短納期での納品が可能となりました。